231209-10_みんなで雪山@北八ヶ岳(テント泊班)

日時2023年12月9日(土)~ 10日(日)
山域八ヶ岳
参加者9日日帰り8名+1泊2日10名+10日日帰り3名【計21名】

日程

12月9日
(土)
豊田東IC/小牧東IC(4:30)=駒ヶ根SA(6:00) =渋の湯(7:30)
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渋の湯登山口(1837m/8:00)─賽の河原(2226m/10:30)─高見石小屋(2269m/11:00,11:30)─青苔荘(2116m/13:00,13:30)─白駒池周回0:30 ─ 白駒の奥庭(2100m/14:15)─青苔荘泊(2116m/15:00)
12月10日
(日)
青苔荘(2116m/6:00)─0:50─高見石小屋(2269m/7:10,7:15)─中山展望台(2484m/8:20,8:30)─東天狗(2642m/10:20,10:30) ─西天狗(2646m/10:40,11:00)─第二展望台(2501m/11:25)─第一展望台(2393m/11:50,12:15)─唐沢鉱泉登山口(1868m/13:30)
ーーーーーーーーーーーーーーーーー唐沢鉱泉(13:30) =渋の湯(14:20)=唐沢鉱泉(15:00) =縄文の湯(温泉/解散)=豊田東IC/小牧東IC

日誌

【渋の湯7:30集合】最初の難関は登り始め前にやってきた。駒ヶ根SAで合流し1泊2日組10名3台で雪もない林道を通って難なく渋の湯に到着するも早々、渋の湯・有名女将に叱られる。3台しっかり整列させられ、凍結アスファルトをつっかけサンダルで軽快に走る女将に誘導され無事🅿︎。無事、登山開始。

着雪はあれど、少ない雪のため全員ツボで。私はこの機会のためにCLよりお借りした60Lザック、十分でかいと思いながらも、メンバー全員がそれ以上の大きいザックを背負い、10人列を成して歩く。その隊列の一部で歩けるのは光栄だなぁと思いながら雪のついた苔苔の森を上り詰めること2時間強。

休憩を挟みながら時間が押してきてはいるものの、賽の河原に出たころには青空と遠くに見える中央アルプスと南アルプスの山々。開けた場所でも風はなく陽が暖かいまさに山日和なコンディション。

上に行けど雪は増えることなく、岩に薄くついた雪やアイスに気をつけながら、揚げパンが有名な高見石小屋へ。揚げパンを食べるメンバー、高見石より凍った白駒池と北アルプスの絶景を眺めるメンバー。

中休憩を取りながら9日の日帰り組の到着を待ち、無事、高見石小屋にて合流。総勢18名の集合写真を撮って「行ってきます」「行ってらっしゃい」を交わして9日日帰り班とはここでお別れ。

青苔荘に到着。予定より遅くなってしまったため、茶臼山登頂は諦め、先にテントを張り白駒池と麦草峠散策と変更した。意外にも麦草峠の笹藪区間が今回の山行で1番雪が深く、皆それぞれ笹藪+雪ミックスに突っ込み雪を楽しんだ。

「みんなで雪山」のハイライト、雪山テント泊。大きなテント2張で食当さんが準備してくれた美味しい食事、持ち寄ったお酒と弾む山談義etcetc….雪山テント泊のイロハもたくさん学びました。ロープウェイ運休中ということもあり、テント場は私達の2張から離れた場所にソロの1張と、静かな白駒池の畔で賑やかな夜を過ごすことができました。

初めての雪山テント泊の朝…パッキングに苦労する。朝食食べてパッキングをして、予定時刻を少し押して出発。2日目は「天狗岳班」と「黒百合ヒュッテビーフシチュー班」の2班に分かれて行動。「天狗岳班」は10日日帰り班との合流を目指し朝焼けスタートからの高見石でのご来光。

地味に長い中山展望台までの道のり。10日日帰り班んとの合流予定時間も刻々と近づき、合流できるか不安になるも中山展望台からの北アルプスの壮大な眺望に感激し、中山峠を過ぎたあたりで先行していた10日日帰り班が待っていてくれたため無事合流!天狗岳のピークを共に目指します。

天狗岳までの積雪は少なく雪と岩のミックス。ただ、青空で風もなく暖かい中歩けるため非常に良いコンディション。泊まり班5名+10日日帰り班3名の計8名、10:15東天狗岳登頂、10:40西天狗岳登頂!

西天狗岳にてアイゼンを外し、下山道にて訓練も兼ねてツボで雪上歩行訓練。事件はココで起こる…この時は知る由もなかったが、この2日間で学んだ事諸々全てを怠ったが故に起こった自身の不手際によるやらかし。①パッキングして外付けする際はしっかりカラビナを通す等して、引っ掛ける。②慌ててパッキングしない。見事にケースごとアイゼンを落とすという大失態…それでも、美しい南八ヶ岳。

ツルツル滑る岩、登山道をゆっくりと慎重に唐沢鉱泉に1:30PM下山。本当は尾根を一つ越えて渋の湯まで歩く予定ではあったが、10日日帰り班のご厚意に甘えて渋の湯まで回送してもらい車を回収し、唐沢鉱泉へ。そして、車回収時間に奇跡が起こる。私のアイゼンを拾ったカップルが、わざわざ下まで運んでくれた。感謝しかない。その後は縄文の湯へ行き、愛知への帰路についた。

感想

N田さんがCLとなり、日帰り+1泊2日合わせて総勢21名の雪山山行となった。雪山テント泊デビューとなる私にとって、準備から分からないことだらけでスタートしたものの大先輩方々からのアドバイスをもらい、たくさんお話しする事もでき、雪は少なかったがシーズン初めてとしては良い雪上歩行訓練もでき、この1日2日で経験値を積ませてもらった。雪山シーズン始まったばかり、今季は色々積雪シーズンにチャレンジしていきたい。

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