210315-16_旭岳東稜線

  • 山行名…旭岳東稜
  • 山域…八ヶ岳
  • 期間…2021.3.15-16
  • 参加者名…田代(元会員)

日程

  • 3/15(月)‥‥美しの森駐車場(0700) — 出会小屋(0900) — 東稜取付(0930) — 五段の宮(1330) — 旭岳頂上 (1630) — ツルネ(1710) — 出会い小屋(1900)<泊>
  • 3/16(火)‥‥ 出会小屋(0700) — 美しの森駐車場 (0900)

日誌

 好天のなか美しの森駐車場から出発する。林道を歩いた後、河原沿いに進み2時間で出会小屋に到着する。出会小屋から東稜の取付き付近まではすぐだが、どの辺りから上がればいいのか分かりにくい。なるべく辛い思いをしたくないと色々思案したが、結局どこから取付いても辛い思いをしなければならないようだ。序盤の急斜面ラッセルを過ぎると、尾根沿いに道は歩きやすくなる。ところどころ痩せ尾根があるが問題ない。3時間ほど歩き、ちょっとした雪壁を越えると五段の宮に到着する。
 五段の宮は、岩、雪、氷のミックスになっていた。1ピッチ目を私がリードする。1段目はまあ辛かった。2段目はまあまあ辛かった。3段目はまあまあまあ辛かった。3段目を登ったところでピッチを切ったが、段々悪くなる五段の宮にかなりのHPを使ってしまった。2ピッチ目は相棒がリードする。4、5段目を登りピッチを切ったが、まあ辛い感じだった。それから快適なナイフリッジをツルベで上がっていく。頂上手前が少々悪かったが、五段の宮に比べれば問題なく登攀を終了する。
 下山はツルネ東稜の適当なところでテントを張ろうと思っていたが、1時間ちょっとで出会小屋に到着した。

 翌日は出会小屋を7時に出発し、9時に美しの森駐車場到着した。

感想

 当初の予定では五段の宮手前でテント泊予定だったが、思いのほか順調なのと翌日は強風が予想されていたこともあり、初日で旭岳東稜を登り終えてしまった。久しぶりに12時間近くの行動になったが、これくらいはよくあることだ。翌日は予想通り午前中から強風であったので、この選択は間違いではなかったと思う。
 しかし、五段の宮は思ったより手強かった。なにかトラブったら厳しかったのは間違いない。次回行く機会があるなら荷物を出会小屋にデポして空身で行ったほうがいいと思った。

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