210410 大日岳

  • 山行名:大日岳
  • 山域 : 北アルプス
  • 期間 : 2021年4月10日(土)
  • 参加人数(参加者):2名(N澤、M(会員外))
  • 行動記録
    自宅(4/9 17:00) == 豊田東IC( 4/9 17:30) == 流杉PA(4/9 20:30-4/10 2:30) == 立山駅(3:30) == 喫茶クムジュン(3:40-4:00) ーー 登山研究所冬山前進基地 (6:30) ーー 前大日岳(8:30) ーー 早乙女岳(10:00) ーー 大日岳(12:15) ーー 早乙女岳(13:30) ーー 前大日岳(14:30) ーー 登山研究所冬山前進基地 (15:40) ーー 喫茶クムジュン(17:30) == 立山グリーンパーク吉峰 == 飛騨清見IC == 豊田東IC== 自宅 (24:00)

4/9 前夜発で立山へ向かう。流杉PAで仮眠をとり、翌日に備える。
4/10 立山駅でMさんと合流し称名線の林道ゲートまで向かう。 立山駅からほどなくゲートが現れたが閉じていると思っていたゲートが開いており、喫茶クムジュンまで車で入れた。これはラッキー。

喫茶クムジュン右手の林道が人津谷への入山口だ。初めの方は 雪はほとんどなく未舗装の林道を行く。40分ほどで林道のドン付きとなり藪漕ぎして乗り上げる。そこから先は雪があった。登山研究所までは基本的に沢の左手を歩くが所々雪が切れており何度か渡渉する。幸いなことにその週は冷え込みがあり雪は固くしまっていて歩きやすかったが、雪が薄いところもあり踏み抜きに気を付けてルートをとる。登山研究所の積雪は2メートルほどあった。

1566m地点までは北側急斜面となるため、アイゼンを履く。固い斜面に帰りは雪が緩んでくれてるといいなと思いながら歩く。

登山研究所
前大日岳から早乙女岳への稜線と右手に大日岳
弥陀ヶ原

1566m地点以降は稜線歩きとなる。このあたりから景色がよく、右手には弥陀ヶ原、鍬崎山、薬師岳、左手には毛勝三山が見える。前大日までの稜線上は平な場所が多く、テント場としてもよさそうだ。

前大日岳 ~ 早乙女岳は、地図上ではそれほどの急坂に見えなかったか1か所だけ急なところがあった。滑落すれば結構落ちていきそう。アイゼンの前爪を使い雪面を蹴りこんで登る。

この斜面は帰りは10メートルほど後ろ向きに降りた。

早乙女岳から大日岳。近いようで遠い
左手には劔岳

早乙女岳山頂付近も平な地形で見晴らしがよく、テント場によさそうだ。このあたりから左手に劔が見えてくる。目の前の大日岳は近いようで遠い。

早乙女岳~大日岳
こちらも極上の稜線歩き。風もなく最高の天気と景色。
大日岳最後の登りで左手の急斜面を登っていた先行者が滑落。5メートルほど落ちたことろで滑落停止したが、上から滑ってくるスキーヤーもガリガリ音を立てながら慎重に滑ってくる。左手斜面は結構下まで落ちている。
怖いので右手のブッシュを行くことにした。

やっと着いた大日岳!目の前に立山

12:15、大日岳到着。
目の前には立山、劔、奥には黒部五郎、鷲羽、水晶など北アルプスのスターたちが見える。

コーヒータイムをして下山開始。名残惜しいが、午後から曇りの予報となっていて雲が上がってきた。下山は雲の中となり一面真っ白。小まめにGPSでルートを確認しながらの下山となった。

登山研究所までくると雲を抜けたようで視界が戻ってきた。
朝は感じなかったが、雪解けが進んでいるようで雪の下から水の音が聞こえてくる。ボッシュートされないように雪の厚みがありそうなところを選んで歩く。

雪の下から水音が!

そして最後にやってしまった。
地図を見ていて林道への取り付きは注意しないといけないと思っていたのに、視界がある安心感と下山の気の緩みとおしゃべりに夢中になっていてポイントを見逃し、降りられない崖まできてしまった。ペナルティの250m登り返し。

無事に林道との合流点を見つけ、林道をひたすら歩き、17:30に下山。

距離19.9キロ、累積標高差2068メートル
  • 感想
    テント場として良さそうな場所がたくさんあり、次回はテント泊で行きたいと思いました。
    BCにもお勧めルートです。
    地図ではそれほど急ではなさそうだけれど雪の状態などで危険箇所となりうる斜面があるということを学びました。
    会員外のMさんとの山行でしたが、会の山行として承認していただきどうもありがとうございました。同行のMさんにも感謝です。

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